4月22日:在宅フリーランスパパ・育児に臨む


ほんとうにあっという間!
 
気づけば娘が生まれてから二十日が経過した。新型コロナの影響もあり身内の手助けも限定的(とはいえ限定的でもすごく助かっている)中、基本的には自宅で妻とふたりで育児をしている。
  
僕はもともと在宅で働く個人事業主なので家で育児に参加できるのは救いなのだけれど、とはいえ仕事と育児の両立というのは事前に考えていたよりもずっと大変だった。
 
シャワーを浴びる暇さえない日もあり、授乳後の娘を抱いてゲップさせながらパソコンのタッチパネルを足で操作していた時などはけっこう限界に近かったように思う。自分史上もっともハードワークしているのではなかろうか。
 
それでもこの時期の娘と四六時中一緒に入れるのは本当にありがたい。なんたって可愛い。そりゃあものすごく可愛い。可愛いだけでやっていけている。
 
娘が生まれた夜。僕は一旦ひとりで帰宅し「数日後に娘が退院してきたらいよいよ育児のスタートだ」と意気込んでいたのだけど全然甘かった。翌日病院に行くと妻はもう授乳をしてオムツも替えて育児を始めていた。「夜のお母さんはどうしてあんな手だれた感じで抱っこやオムツ替えできるのだろう」と不思議だったのだけれどなんのことはなく、みんな最初はおっかなびっくりなのだと理解した。僕もおっかなびっくり抱っこをする。おむつを替えさせてもらう。

抱っこをしていると僕の胸元で口をちゅぱちゅぱさせることがある。母親には敵わないのだなと実感した時。

退院してきた日の夜なんかは「ちゃんと息をしているかな」と3分に1回気になってしまいほとんど眠れなかった。

娘を育てていた妻のお腹がもとの大きさに戻りつつあるのを見てふたりで泣いたりした。

「反町隆史のPOISONを赤ちゃんが泣き止む」というのを生まれる少し前にTwitterで見ていたので実際やってみた。本当に泣き止んだ。今や反町隆史がいないと困ると感じるほど毎日POISONを流している。

明け方、機嫌のいい娘を窓のそばに連れて行くと興味深そうに外を眺めていた。新型コロナが落ち着いたらベビーカーに乗っていろいろな場所に行こう。

お七夜を迎えた時、「どうしてお七夜でお祝いをするかしってる?」と妻に訊かれた。知らないというと「昔は赤ちゃんが七日生きるのも難しかったから」と教えてくれた。それを聞いてまた涙ぐむ。生きているだけですごい。

娘はくしゃみがあまり得意ではなくたびたび失敗する。「ハッ…ハッ…ハッ…ふぇ~~~~ん」と空気が抜けたような声を出してしまう。そのたびに妻とふたりで笑っている。

笑顔はわりと頻繁に見せてくれる。新生児の笑顔は反射的な表情の動きでしかなく別に楽しくて笑っているわけではないのだけど、それでも笑ってくれるのは嬉しい。尊い。

娘は妻のお腹にいた頃からエコー写真を取るたびに手で顔を隠していたのだけど、生まれてからも目元を覆うようにして眠っていることが割とある。ずっとこの子が生まれたのを待っていたのだ。

退院してからしばらくはミルクの量が少し少なく「ちゃんと体重増えるのかな」と心配していたけど気づいたらちゃんと飲むようになっているし「飲み過ぎなのでは?」というほど大きくなっており二重顎になった。新生児の二重顎部分、それまで他で感じたことのないさわり心地がある。すごい。

僕が深夜に2時間あやしても泣き止まなかったのに、起きてきた妻が「どうしたの?」って声をかけるだけでスッと落ち着いた。調べてみるとどんなに小さい赤ちゃんでも母親の声は間違いなく聞き取れるし落ち着くという研究結果もあるそう。父親の声については「論文さえ見当たらない」とのこと。やはり父は非力。でもがんばりますよ。

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