6月19日:こねこ・ねこ・ぺんぎん

娘が生まれてから今日で80日。体重が増えたぶん筋肉がつき全体的な身体つきがしっかりしてきたので何もかもがフニャフニャでひとつ間違えば壊れてしまいそうだった新生児期とくらべるとずいぶん安心して抱っこできる。
 
それにしても赤ちゃんというのは本当にものすごい速度で変化を重ねていく。なかでも僕らにとっていちばん嬉しいのは笑顔が多く見られるようになったことだろうか。新生児期から見られた反射の笑顔だけではなく気持ちの動きと連動して笑うようになった。
 
ひらひらするものや大きく動くものが特に好きらしい。妻が洗濯物を干しているときにはその様子を見ながらずっとニコニコしている。泣きそうになっても僕が傍に行って踊ったりおくるみをひらひらさせてあげればフワっと表情を緩める。
 
お喋りするのも気に入っている様子。「あぐー」とか「きゅー」とか声を出すのでオウム返しに答えてあげると喜んでさらに声を発してくれる。何往復もそれが続けば会話のようになる。意味を持った言葉になるのはずっと先なんだろうけどコミュニケーションを取れている感じがすごい。何よりちゃんと目を見て喋るのがえらい。
 
手の使い方にも徐々に慣れてきている。はじめの頃は「意識を向けた方に勝手に伸びていくモノ」でしかなかった両手が、「自分の身体の一部であり、自分の意思で操作できるもの」という認識に変化してきているのだろう。
 
今日なんかは目の前に玩具を置いてあげると「興味のあるものに手を伸ばし、指を広げて、それからとじる。すると掴める」という一連の動きを上手にやってのけた。成長をはっきりと感じる。
 
ベビーカーでの外出にもだいぶ慣れてきた。天気がいい日は僕の仕事の合間を縫って三人で散歩に行く。先日はカフェに行き屋外の席で十数分ほどお茶をした。妻にとっては出産後はじめてのカフェ。ずっと行きたいと言っていたので実現できて良かった。
 
金曜ロードショーでバックトゥザフューチャーが放送された。そのとき妻に「もし過去に戻れるならいつにいきたい?」と訪ねると「娘ちゃんが生まれた日。新生児の娘ちゃんにもういちど会いたい」と答えが返ってきた。子どもの成長はそう思うほど早い。きっと今日撮った写真を一週間後に見ても「懐かしい」と思ってしまうだろう。

妻の体力は徐々に戻ってきているよう。まだ本調子とはいえないけど産後の身体を鍛え直すためにプロテインを飲んでエクサイズで汗を流すようになった。その様子を見ても娘はニコニコ笑う。ただし腹筋を鍛える運動は「絵的に地味だからなのか」あまり好みではない模様。

出産前から僕自身の目標として掲げていた「妻を寝不足にさせない」は概ねうまくいっているように思う。3年ほど前に産後ケア事業をやっている方のインタビューをしたことがありその時もらったアドバイスが今すごく活きている。娘が夜にまとめて寝てくれるようになったのも大きい。一時期は「深夜にも授乳せねば」と午前三時頃にふたりで一生懸命起こしていたのだけど、「寝るなら寝かしとこう」という方針に変えてからは色々と余裕も生まれ自分たちの時間もある程度持てるようになった。
 
妻は11月のデザインフェスタへの出展も決まった。新型コロナの影響もありどういう形での開催になるのかは不透明だけれど妻にとっては産後最初の出展になる見込み。ストップしていた制作活動も再開するみたい。「あなたのショートショート」とのコラボも近日中にやる予定。

以上、近況ごくごく一部。引き続き愉快な家族でいましょう。

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