ねこぺん家族

9月12日:猫先生爆誕

キャンドル教室の先生になるべく勉強を続けていた妻だけれど今日ついに卒業試験に合格したらしい。
ねこぺん家族

9月11日:僕は練習台

昨夜は僕が練習台の生徒役になり妻に教えられつつキャンドルを作ってみた。
ねこぺん家族

9月10日:ネオ月見バーガー

だって妻はチーズバーガーの方が好きでしょう?
ねこぺん家族

9月9日:猫捕獲作戦

きりりとした見た目に反し妻は気が小さい。怪談とか怖い話などは苦手なタイプである。
ねこぺん家族

9月8日:カフェまで20メートル

お互いこの四年のあいだに物事の好き嫌いは結構変わっている。
ねこぺん家族

9月7日:家が良い匂い

妻が香料を含んだキャンドルを毎日作るからこのところ家の中が良い匂いになった。
ねこぺん家族

9月6日:俺の下着が足りない

女性にとって男のトランクスは就寝時に履く短パンとして優れたものらしい。
ねこぺん家族

9月5日:バッファローモッツァレラ

今日はといえばサイゼリアでピザをつまみながら間違い探しをしている。知ってるひとは知ってるだろうけどこれがまたえらく難しい。
ねこぺん家族

9月4日:海鮮丼のウニ

朝。寝ている妻を起こしたらどうやら夢の中でウニを食べ始めたところだったらしく「なぜ起こした。私のウニを返せ」と一日中文句を言われて過ごした。
掌編小説

雨が降っても花は笑わない

彼女の濡れたワイシャツからは下着の紐や白桃色の肌がうっすらと透けており僕は鉛を飲み込んだような鈍い重さを喉の奥に感じた。
掌編小説

さよならラムネ菓子

五年前とか十年前と比較しても世の中はたいへん便利になりひとが自殺をするのもずいぶん簡単になった。
未分類

「端的に喋る」というのが苦手だ

端的に喋る。というのが自分は苦手らしい。文章だったら必要に応じて端的に書けるけれど、口で喋るとどうしても冗長になりがちな傾向があるみたい。
掌編小説

タマゴとハンバーグ。それからレモンのお酒

私たちは決まって毎朝出かける前にその日の夜にすることをひとつ約束する。そのほとんどは小さな約束だ。
未分類

ぬいぐるみ作家に絵を描いてもらった

なんと以前書いた掌編小説「ひとり残らず僕らは病人だ」と「ウサギ怪人の話」に挿絵を描いて頂きました。
未分類

キング・クリムゾンが来る

だから結果は実はすべてのものに極めて平等で少しも差異がない。