掌編小説

鉄の桜もすぐに散る

あのひとの八重歯を僕はよく覚えている。あのひとはいつも笑っていたからだ。自分の病気について僕に打ち明ける時でさえ微笑みながら喋った。
掌編小説

私の血の機能

過去に一度だけ性交を試みたことがあった。私は彼の、その起伏のなさに、強く心を惹かれた。
掌編小説

ハッピーエンドはやって来ないだろう

楽しい時間はどうして終わってしまうの? ずっと楽しいままだったらいいのに。そういうふうにどうして出来ないんだろう
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結婚式をやった

2/27に結婚式をやった。 40人ほどしか入らない小さな会場に親族だけを呼んで。 1週間前までは雨の予報もあったのだけど当日を迎えてみたら雲のひとつもなかった。 僕の入場シーンで扉が開いた瞬間の歓声。 目を真っ赤にしていた自分の両親や弟たち[全文を読む]
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我と我が家の近況

お久しぶりです。なんだか今日は温かいですね。2月だというのに。もう春がくるのか。花粉症は怖い。
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嫁。風邪をひく

そういえば年末に嫁さんが風邪を引いて仕事を早退してきた。
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年が変わったので今年の抱負とか言う

はい。あけおめ。ようこそ2016。
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クリスマスが来ますよ

僕はけっこう年齢がいくまでサンタクロースを信じていた子どもだった。
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嫁が髪を切った

今年も残り半月を切り結婚式まで二ヶ月半を切り嫁さんは髪を切った。
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結婚式をやろう:Episode3

先日。 ドレスやらタキシードやらを見繕ってから二次会の打ち合わせもしてきた。 当然ながらはじめてのことなので勝手も分からないのだけれど、お店の対応もフランクで良い感じに羽目が外れているなという印象。 恋愛というのは恋と愛とのふたつから成るも[全文を読む]
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結婚式をやろう:Episode2

結婚式のドレスを見に行った。
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他者を羨んで幸せになるのはけっこう難しい

「他者から羨まれるかどうか」が物事の判断基準になってしまっている。というひとを時々目にするけど。
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この寝言が凄い2015地獄のスキャーミャミャー編

嫁さんの寝言が兎に角おもしろい第二弾。夜中に突然笑い出すなんてよくあること。
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この寝言が凄い2015嫁編

嫁さんの寝言が兎に角おもしろい。夜中に突然ダースベイダーのテーマを歌い出したりする。
掌編小説

踏まれて死んだ小さな蛾のように

わたしはもう母の顔色を伺いながら寝ても覚めても震えていた弱くて小さな子どもではないのだということを確かめなければいけない。