特別編21.分からないことだらけの場所から始めるけど

秋のデザインフェスタに妻はキャンドルを出展。2日間とも出たのだけど悪阻があった夏の出展と比較すると準備から本番までとてもスムーズにこなせた。本人曰く唯一の反省点は「目玉として用意してきた商品が2日目の朝には売り切れてしまったこと」だという。搬出時の荷物は搬入時の荷物と比べてずいぶん軽かった。
 
この回の出展で印象的だったのは周りのブースに出展していた方々。作品の素敵さもさることながらいずれも子どもを持つお父さん・お母さんだったことが僕らにとってはとてもありがたかった。
 
出産の大変さとか、子どもの可愛さとか、子育ての合間に創作を続けていく様子だとか、「父親が家で仕事をしながら子育てする場合どんなことをすれば母親の負担を軽く出来るだろう?」だとか、合間合間で色々なことを見聞きさせてもらえた。
 
この週の検診では赤ちゃんが女の子だと分かった。「娘」である。それまでただただ「赤ちゃん」だと思っていたお腹の中の子に「娘」という情報が加わるとより鮮明に生まれたあとの時間への想像が及ぶようになった。どちらの性別であってもこの嬉しさが変わることはきっとなかったけど、あなたにまつわる大きな理解がひとつ増えたということが自体がすごく喜ばしい。
 
僕自身は男ばかりの家庭で育ったから、女の子がどんなものを好いたり嫌ったりするのかは現状詳しくない。「髪結んであげたりとかできないとパパ嫌われちゃうかもよ」と冗談交じりに妻は脅かしてもくる。レディふたりに教わりながら謙虚に学んでいきたい。

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