特別編35.あの日から続く道の先で

結婚式を挙げてからまる四年が経った。

これまでは毎年わりとしみじみと振り返っていたのだけど今年に関しては出産が近づき慌ただしくなっていたこともあり「いつの間にか」の四年目といった感じだった。とはいえ今思い出しても良い式だったと思う。

小規模ながらこだわりをもってやりたいということたくさんのものをふたりで手作りした。ひとつのイベントをふたりで協力して進めていく感じが楽しかった。

「優しく穏やかなお祝いの場」みたいなものを想定していたら「熱気!号泣!大歓声!」のような祝い方を、式に参列した身内からも二次会以降に来てくれた友人たちからもしてもらった。驚きもあったけどすごく嬉しかった。自分は思ったより色々なひとたちに愛されてきたのだなと思った。愛されてきたひとと結婚したのだなとも思った。

チャペルで読んだ誓いの詞も式場が用意したものではなくも自分たちで書いた。

「楽しい時も 辛い時も 手を取り合ってずっと一緒に歩んでいくことを ここに誓います」

あの日から今日まで歩いてきた道の先でもうすぐ赤ちゃんが生まれる。

ウェディングドレス姿の妻を撮った写真はそれはもう綺麗で今も僕のパソコンの壁紙になっている。

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