2021年4月第4週。妊婦健診に赴いた妻は待合室から「新生児ちゃんがいたよ~」と連絡してくる。お腹の子も順調に育っているとのことで何より。だけれどやはり検診に同行できないのはちょっとさみしい。「出産のときは立ち会いできたら良いねえ」と話してはいたものの、この時点ではまだ先行きがぜんぜん見えず。つわりは依然として重く3日に1度の頻度で「松屋の定食が食べたい」と言い2日に1度の頻度で「タバスコを飲みたい」などと言っていた。タバスコは飲まないでくれ。
娘はすくすくと大きくなっており買った時には裾を踏んでいたパジャマのズボンがいつのまにかジャストサイズになっている。公園に行けばまだ「赤ちゃんがいる」などと言われることもあったのだがそれでも「ベビー」から「キッズ」への移行は日に日に進んでいるのだと分かる。遠くに住んでいる祖母(娘視点では曾祖母)に会わせることができないまま赤ちゃん時代が終わってしまったのはちょっと心残り。