3月13日:同棲初期のこと

Twitterでフォローしている方が「同棲を始めて○年」というブログを書いていたのでウチはどうだったっけというのを少し振り返ってみる。

妻と付き合い始めたのは2013年の8月、妻が21歳で僕が25歳の時。当初は妻が週1~2ぐらいの頻度で僕の家に遊びに来て、2回に1回ぐらいは泊まっていくという感じの付き合い方だったのだけれど、交際が深まる過程で泊まる頻度や日数がだんだん増えていき、自分の家にあんまり帰らなくなり、たまに帰ったと思ったら次に来る時には自分の荷物を少しづつ運び込んでたり……。そんなこんなで明確に同棲という状態になっていたのは交際開始から3ヶ月ほどが経った2013年11月頃だったろうか。野良猫が家猫になった!

この時期は6畳ほどのワンルームに2人分の荷物が詰め込まれていたので、室内がスッキリと片付くということはほぼなく、足の踏み場もあんまりなく、ひとりの空間というのも勿論全然なかった。加えて僕が妻以前に交際していた方々というのはどちらかというと気持ちを内に秘めるタイプのひとが多く、妻はその真逆で思ったことはすぐ言う性格なので、価値観の違いに端を発する喧嘩も日々絶えず……。

でもここで沢山喧嘩できたことで、ふたりの価値観の摺り合わせをだいぶ早い段階でやれた気がするから、いま振り返ると良いことだったと思う。もちろん気に入らないことや怒ったことだけではなく嬉しいことや楽しいことも常に思いっきり表現して伝えてくれたのでそういうところも素敵だなと思ったし一々楽しかった。

僕の方で結婚を意識し始めたのは交際し始めてから半年ぐらいの頃。妻が1泊2日で実家に帰省したので、同棲状態になって以降はじめてひとりで夜を明かしたんだけれど、これがものすごく違和感あったというか、ぜんぜん落ち着かない。僕は妻と付き合う前に4年ぐらいひとりぐらしをしていて、当然ひとりで過ごすのは慣れてたはずなのに、ちょっと同棲したぐらいでこんなにも感覚が変わるものかと自分でびっくりした。同時に「ああーこのひとはもう自分の生活の一部になってるんだな」と実感して、きっとこの先長く一緒にいるのだろうと納得したのでした。はい。

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