2021年7月初旬。娘(当時1歳3ヶ月)はまだ悪阻で具合の悪い妻に絵本を読み聞かせていた。優しい。この時期の娘はとにかく絵本が好き。リビングに置いてあげた子ども用の本棚の前に座ってひとりで読んでいたり、小脇に抱えて家じゅう歩いたり、もちろん僕や妻が読み聞かせを喜んだりもする。特にお気に入りの本ほどページが折れたり破れたりしてぼろぼろになっていく。破れたところは妻が夜間にテープを貼って修復してくれていた。
夫婦それぞれのスマホにインストールしている妊娠記録アプリでは「いま赤ちゃんはこういう状態ですよ」「ママはこういう状態になりますよ」「パパにもこんなことができますよ」みたいな情報を毎週ごとに表示してくれる。二回目だけど毎週楽しみにして見る。特に今回はコロナ禍の影響で妊婦健診に同行できないのでこういうところから得られる情報がありがたい。この時点での赤ちゃんはグレープフルーツぐらいの大きさがあるそう。思い思いに身体を動かしながら見たり聞いたりする機能も発達しているのだとか。