「感謝されたら嬉しい」なんて、らしくもないこと言ってみる

「感謝されることが働くモチベーション」みたいなフレーズ。基本的にはあんまり好きじゃないんですよ。「感謝されるんだから給料が少なかったり長時間労働だったりしても良いよね?」という圧を感じる場面でたびたび耳にするので。

けれど先日「あなたショートトショート」でモデルになってくださった方から、とても丁寧で綺麗なお礼のメールを貰って、それが何度も読み返したくなるような文面で、ものすごく嬉しかったんですね。ああー書いて良かった! と。

やりがい搾取の道具にするのはもちろんいけないけど、ひとから感謝されること自体はやっぱり嬉しいです。自分がやってきたことは良いことだったんだ、これからも続けて良いんだという自信や実感を得られる。

そしてこの「感謝による自信」の良いところは、他者との比較をせずに得られる自信という点ですよ。「あいつと比べて優れているから自信になる」「劣っているから自信をなくしてしまう」ということが起こらず、「自分は価値ある行いをしたんだ」という実感だけを単体で高めてくれるなと。

今回に限らず「あなたのショートショート」とか、名刺屋さんとかをひとりで始めてから、感謝される嬉しさみたいなのを感じる機会は増えたなと感じます。安定継続に向けた課題はまだまだあるのだけど、これからもうまいこと続けていけたらなと。

 

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