6月22日:雨とキャンドル

今日の妻は東京スクエアガーデンのイベントに出展。朝からずっと雨が降っていて生憎も生憎の空模様だったけれど、そんな中でもTwitterを見てわざわざ足を運んでくれるひとなんかがいて良かった。ありがたいことです。
 
僕はじめじめしたり濡れてしまったりするのは苦手なのだけど雨の音を聞いているのは好きで、そういうひとは結構たくさん居るのだと思う。「不規則だけどリズミカル」という性質によるものなのだとか。確かに雨粒はランダムに降っているはずなのに「雨音のリズム」みたいなものがあるのは何となく理解できる。そして人間の脳というのは「不規則だけどリズミカル」なものに触れていると何だか落ち着くらしい。この性質を専門用語だと「1/fゆらぎ」と呼ぶらしい。
 
「1/fゆらぎ=不規則だけどリズミカル」なモノというのは世の中に、特に自然界の中に結構たくさんある。パッと思いつくものだと、波の音とか、風が木の葉を撫でる音とかがそう。デザインの世界で最も美しい比率といわれている「1:1.6=黄金比」が色々な動物や植物の身体にも見られるというのはわりと有名な話だけど、「1/fゆらぎ」は「黄金比」のリズム版みたいなものなのかもしれない。専門家じゃないのでよく分かんないのだけど。
 
はい。「1/fゆらぎ」がとても良いもので、心が落ち着くものだよということを書いてきたのだけど、実はキャンドルを灯している時の炎の揺らめきもこの「1/fゆらぎ」になっているのだとか。なるほど炎だって自然のものだものね。キャンドルを灯すとリラックスできる、というのにもそれ相応の理由があったのでした。

ここまでぜんぶ妻の受け売りだけど。

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