2021年6月下旬。娘(当時1歳2ヶ月)は知っている言葉が少しずつ増えてくる。それにともない一旦は飽きたと思われていた絵本を引っ張り出してまた読み返したりなどするようになった。覚えた言葉と絵本に書いてある内容がつながって新しい発見があるのかもしれない。犬の描いてあるページを開いて「わんわん」と言ったり、「きんぎょがにげた」の絵本を読みながら「きんぎょ!」と言ったりする。
妻は胎動がはっきりわかるようになってきたとのこと。「触ってみて」と言ってくれるのだけど何故か僕が触ると大人しくなってしまう。そして僕が離れるとまた動き始めるそう。娘のときにはみられなかった現象。「緊張しているのかな」とか「ママっ子なのかしら」などと話しながら笑う。
娘が寝たあと買うものがあったので近所のマツキヨに向かったら、いかにも部屋着でそのまま出てきましたという夫婦が抱っこ紐で赤ちゃんをつれて歩いていた。きっとなかなか寝てくれない日だったんだろう。心の中で応援しながら通り過ぎる。