2023年6月第2週。息子(1歳6ヵ月)は依然としてお腹の調子が悪かった。はやく治るよう消化に良いものしか与えていないのだけれど本人はもうすこし硬いものも食べたいようで娘(3歳2ヵ月)や大人たちの食事を奪おうとまでしてくる。我慢の甲斐あって金曜日にはひさしぶりに朝から夕方まで登園できて嬉しそうにしていた。
娘は世界がどういうふうに見えているのか言葉で教えてくれる。ある夜にはリビングの明かり消すと家の前の道を車が通ったときにヘッドライトの明かりがベランダの手摺の形を天井に映して綺麗だということを教えてくれた。「そろそろ寝てくれないと明日に響くなあ」と思っていた時間帯だったのだけれど本当に綺麗で面白かったのでしばらくふたりで見入ってしまった。仕事が忙しいとか保育園の登園時間とか色々な事情で「いそがなきゃ」「はやくしなきゃ」みたいな対応を子どもにしてしまうことはどうしてもあるんだけど、本人のペースで生活してはじめて見つかる素敵なものとかキレイなものとかきっと他にもたくさんあるのだろうから、できるだけそういうふうに過ごせる時間も持たせて挙げたいなと思う。