5/29~6/4:3歳の実験室

2023年6月第1週。息子(1歳6ヶ月)は週後半からお腹を壊して保育園をお休み。機嫌は良く活動的だし下痢していることを除けば概ね元気なのだけれど治るまでには1週間ぐらい掛かるらしい。新型コロナが5類に引き下げられたことを受けて子どもふたりのうち一方が調子悪くてももう一方は登園できるようになったから娘(3歳2ヶ月になった)は保育園にいける(これは結構助かる)。息子は保育園大好きっ子なので娘が登園するときに連れて行ってもらえないことがかなり不服そうだった。

妻も仕事に行ってしまうので日中は僕とふたりで過ごすことに。思い返してみると息子と長時間ふたりきりで過ごすのは結構めずらしい。娘とは息子が生まれる前の1年半ほどでふたりで過ごす時間も結構長かったのだけれどそれに比べるとマンツーマンで息子にかまってあげる時間はずいぶん少なかった。仕事は大変ではあるのだけど折角の機会と思って腰を据えて遊んであげることに。家の窓から飛行機が見えると指さして教えてくれる。洋服のタグが好きで引き出しからありとあらゆる衣類をもってきてはタグを出すように要求してくる。性格はかなりヤンチャよりだけど下がり眉なので笑顔がとても柔らかくて可愛い。読んでほしい絵本を自分で持ってきて僕の膝のうえに座ろうとしてくる。仕事の進みは悪かったけど楽しい日中だった。

娘はこのところ家でわがままを言う頻度が増えているように思う。親の「あれやって」「これしなさい」に対して「しないよ~」と笑顔で言ってみたりわざと反対のことをしているようにも見える。一方で保育園では早生まれで苦労することもあるだろうに先生の言うことをよく聞いて一生懸命集団生活についていこうと頑張っているみたい。家でのわがままは自分の希望を通したいというよりは親の反応を試しているように感じないでもない。子どもは毎日いろいろな実験をしながら世の中のことを学んでいる。例えば「机の上に置いてあるコップを落としたら床に水が溢れるな」「プラスチックのおもちゃを床に打ち付けたら大きな音が鳴るな」「水面を叩くとじゃばじゃばしえ楽しいな」「服が濡れるとちょっと嫌な感じだな」などなど挙げるときりがないぐらいの実験とそこからの学びを数え切れないほど繰り返していてその中の一環として最近のわがままがあるような気がする。
自分の対応としては感情的にならないことと一貫した反応を返すことを心がけている。握ったボールを離したときにあるときは地面に落ちあるときは宙に登っていくのでは子どもは混乱してしまうと思う。あとは娘の特性として言葉に強いというのがあると感じるのでちょっと難しいかなと思う内容でもできるだけ説明をするようにしている。いったい何割理解してくれているのかは現状正確に確かめられないのだけど「パパが真剣に話してるときの顔だ」みたいなところは伝わっているのかそれでいうことを聞いてくれることは結構多いきがする。1~2割の理解だったとしても繰り返してちょっとずつ分かってくれるのであれば現状これがベターなのではないかしら。あくまでベターでありベストだとは思っていないのだが現状できることを実験的に試して「ああでもないこうでもない、もしかしたらこうかもしれない」みたいなのを繰り返しながらその時々の接し方を考えていくしかない。娘がわがままをいうことで大人との接し方を実験しているように大人もちゃんと実験しないといけない。

「実験と検証をちゃんとやる」ということについてはベストに近づくために必ず必要な部分であろうとは思う。

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