Q11:本当に自分がやりたいことを見つけるには、どうしたらいいですか

「やりたいこと」に限らず僕らが何かを探す時に出来ることは「広さを変えて探す」か「深くを変えて探す」の2種類しかないので、そのどちらかをやればいいと思う。

「広さを変えて探す」というのは、例えば今までやらなかったことをやってみたり、行かなかった場所に行ってみたりすること。単純に場所を変えれば今までと違う景色が見えるので見つかるものも変わる。特に興味がない場所であっても「もしかしたら何か見つかるかな」と思って行ってみると良い。「特に野球に興味なかったけど球場に行ってみたら、試合はやっぱりよく分かんないけど、売り子のお姉さんすごい楽しそうだな」ということが起こることも時々ある。「これだ」というものが見つかるまで動き回ってみる。

「深さを変えて探す」の方は今いる場所にあるもの、今までやっていたものを深さを変えてやってみること。「漫画描くのが趣味だけど恥ずかしくて人に見せたことはなかった。でも今度コンテストに応募してみようかな」とか「スマホで写真取るのが好きだけど一眼レフ買ってみちゃおっかな」とか。いま居る場所でも深さを変えれば見えるものが変わる。見えるものを変えていけば探しものが見つかる確率も上がる。

「広さ」でも「深さ」でも、どっちでも好きなものを変えて探してみると良いと思う。それもどっちか決めにくいなら、鉛筆でも転がして決めたら良い。見つかる確率はどっちも変わんない。まず「広さ」から入って、ある程度いってから「深さ」に切り替えても良いし、その逆でも良い。大事なのは動き回り続けることで、動いていない時はなんも見つからないけど、動き回っている間は見つかる可能性がある。

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