美女やイケメンは本当に得なのか

「イケメンは得だ!」
「美女に生まれたら人生イージーモード!」

なんていう意見は現実でもネットでもしばしば見るんだけど、
人間にとって容姿というのはいったい何なのか。

「才能」という言葉について辞書を引いてみると、
“物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。”
というふうに書いてあるんだけど、

人間の容姿っていうのは、
生まれつきの要因に大きく影響され、
なおかつ努力によって覆すことが基本的に難しい類のものであるから、

「才能」の定義にそのまま当てはまるなと僕は思っている。

しかしながら。
ヒトが持ちうる「才能」ってやつは、
「容姿」の他にも色々種類がある。

例えば「背が高い」ことはスポーツをやる上で有利な「才能」だし、
「精度の高い絶対音感」があれば音楽をやる上で大きい武器になる。
「記憶力」とか「頭の回転の速さ」も生まれつきの要因に左右されるものだし、
「視力」や「聴力」が優れていることも「才能」の一種だ。

はい。
顔の良い人間がそうではない人間と比べて得をしている場面は確かに多いと思う。
ただ容姿っていうのは、人間が持ちうる何種類もの「才能」のうちの一種類に過ぎないので、
自分とは違う才能を持って生まれてきた誰かのことを僻むヒマがあるなら、
自分の持ってる才能を使って得をするやり方を探したほうが良さげ。

という話をしてしまうと、
「じゃあそもそも何も才能を持っていない人間はイケメンに勝てないじゃん!」
っていうふうに言われることがあるけど、
そこらへんについても思うところがあるので明日あたりに書ければなーと思う。

試験管と妖精
ママは妹のことを"私の最高傑作"というふうに称しわたしのことは何かあるたびに"失敗作"だと言った。
タイトルとURLをコピーしました