「どこかで元気にしていて欲しい」なんて第2希望でしかない


仲良くしていた野良猫のカフェラテが姿を見せなくなってからはや数ヶ月。きっと場所を変えて元気に暮らしているのだろう、或いはどこかの飼い猫になったのかもしれないと思いつつも、近くを通れば未だに探してしまう。

常日頃の人間関係では来るもの大歓迎で去るもの追わずという心持ちでいることが多いけれどある線を越えて仲良くなった相手に対しては結構未練がましくなってしまうところがある。人間だろうと野良猫だろうと空想上の何かだろうとそうで、子ども時代に「サンタクロースは本当はいないんだよ」と言われて泣いちゃったこともあったな。
 
さて調べてみたところによると野良猫が何らかの理由でナワバリを変えるというのは実は結構起こるらしい。そんなこんなで最近は仕事の合間に近所の普段あまり通らない道を散歩することが増えた。今のところカフェラテの姿はやっぱり見つからない。だけど近所の地理に少し詳しくなり、新しい野良猫たちともちらほら知り合えた。

新しい友だちができるというのはいつだって嬉しい。猫でも人間でもそれ意外でも嬉しい。これをお読みの皆さまも友だちになりましょうね。ぜひぜひお気軽に。

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