ゼロ歳記15.生まれてから百日

 娘の生後百日目は天気の良い日だった。ベビーカーでの散歩ついでに予約していてたピカチュウ型のでっかいアイスケーキをゲット。この時点での娘はまだミルクと母乳しか飲めないけど、僕と妻にとっても親になってから百日目の節目。互いを労いながらノンアルコールビールと一緒に美味しく頂いた。 

 家にきたばかりの頃は「寝ているあいだにミルクを吐き戻して喉に詰まらせたらどうしよう……」「ちゃんと息しているかな……」と不安でほとんど眠ることができず、朝がくるたびに「良かった今日も生きてる……」と胸をなでおろした。そんな緊張と弛緩とを繰り返す日々を振り返れば、百日生きた娘の姿はずいぶんしっかりとして逞しく見えた。生きてて偉い。生きているだけで偉い。

 百日祝いのお食い初めは新型コロナの影響でやれていなかったお宮参りとセットで実施した。僕と妻双方の両親に来てもらって娘の健やかな成長を祈った。お食い初め語には写真館で撮影。なんとか笑顔を引き出そうとする写真館のお姉さんに対して娘は全力の威嚇を繰り出していた。気にいらない事柄に対して、娘は「怖がる」ではなく「怒る」を発露することが多い。このあたりは性格なんだろうか。それでも出来上がった写真はすごくキュートだったのでプロの方の撮影技術は流石。


 

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