Q30:正社員やアルバイトの区別無く、「仕事」の決 め方が分かりません。

 あるところに恋多き女性が居ました。彼女はめっちゃ沢山の男性とお付き合いをしました。好きになって付き合って別れてのサイクルを月イチぐらいの頻度で繰り返していました。彼女が付き合う男性の中には凄く顔が綺麗な人やお金持ちな人も少なくありませんでした。でもそういう他人から羨まれるような人と付き合ってもすぐに別れました。 
 
 それから数年ほど疎遠になった後で彼女から「結婚した」と連絡がありました。旦那さんはぱっと見た感じ地味な人だったし特にお金を持っているわけでもありませんでした。様々な男性と交際していた彼女なので、結婚相手にはそれなりに「見栄えのする」男性を選ぶのではないかと勝手に思っていたから、これは意外でした。どうしてこの人を選んだの? と訊いてみたところ「いろんな人と付き合ったり別れたりを繰り返しているうちに、自分と相性が良いのはどういう男性なのか、ということが段々わかってきた。彼ほど自分に合う男性は居ない」と彼女は言いましたとさ。

……仕事を恋愛に例えるなんて俗っぽいね。俗っぽいことをしました。でもだいたいこんなもんだと思う。

「どんな仕事を選べば良いのか」「どんな仕事が向いているのか」なんてやってみないと分かんないんですよ。「やってみた」を増やすことで判断材料も多くなってくる。今の時点で決め方が分からないのであれば、たぶん「やってみた」の数を増やしていくことでより適切な決断ができるようになってくはずなので、まずは決め方わかんなくても、分かんないまま決めて、やってみて、それで「なんか違うな」ってなったらその時にまた決め直せば良いんじゃないかしらと。

いまは新卒から定年まで同じ会社で過ごさないひとの方が多いぐらいだし、転職サービスも多くなったので、一旦仕事を決めてからも「あとで決め直す」ということがしやすい時代だし。

僕サッカーはあんまり見ないんだけど10年ぐらい前に日本代表の監督をやっていたイビチャ・オシムさんの「考えて走れ」という台詞は印象に残っていて、すごく好きです。

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