9ヶ月の娘と一緒に散歩することが日課になっています。
ふたりで出掛けることもあれば、妻と三人で行くこともあります。
散歩中の娘は、寝てしまうこともあるのだけど、起きているときは、あちらへこちらへ視線をきょろきょろと動かし、周囲の様子を観察しています。その視線の先を追いかけてみるのがなかなか面白い。
頭上を通り過ぎた鳥の群れを見つけて眺めていたとき。
ショッピングモールの天井にあしらわれたユニークな形の照明器具を見ていたとき。
散歩している犬を見つけたとき。
植え込みの葉っぱをじっと見つめていたとき。
その様子から「こういうものが好きなんだなあ」と教わることもあれば、見落としていた面白さに気付かされて「よく見つけるなあ」と驚かされることも。
僕にとってもちょうどいい息抜きの時間になっています。
娘の視線といえば思い出深いのが生後1ヶ月の頃、はじめて家のベランダに出たときのこと。
晴れた空の高さに、目をまん丸にして驚いていたのをよく覚えています。