今回はフォロワーの隠れ寿司まいさんからお題をいただきました。
いわゆるloveとlikeの違いについてをお題にして頂ければと思います。すごく気になっていて、色んな人の意見が聞きたいなあと。
(隠れ寿司まいさん)
「あなたの思う『LOVE』と『LIKE』の違いってどういうもの?」
いただいた回答を以下に並べていきます。
物理的/心理的パーソナルスペースに入りたいか/入らせたいかどうか?
Loveはしっとりしていて、Likeは乾いている。
(ユッケさん)
LIKEは相手の良いところ(陽)だけ見えていてそこが好き、嫌なところ(陰)は見ないし見ないふりをして、見えたら触れない。LOVEは陰陽どちらも見てくれている。良いところも悪いところも知ってる、知りたいという興味がある。
(非公開アカウント)
love(愛)、like(好き)と解釈していいなら、loveには理由が要らない。loveは他の感情から独立している。loveはそれ自体で存在できる。likeは他の感情と相互作用する。likeには大抵、理由がある。そして、それ単体では存続できない。
(三兎群青さん)
LOVEは関係性から現れるかたちで、LIKEは好意のベクトルそのものだと思います。だからLOVEは双方向のベクトルを含有するし、LIKEは一方的な「なんかいい」「とてもいい」を示している。
(非公開アカウント)
likeは理由があって目で見える。Loveは明確な理由がない、愛そのもので目には見えない説明し得ないもの。
(非公開アカウント)
LOVE→絶対的で、僕にはわからないもの。
LIKE→僕が大事だって思うもの、無くなったら嫌だなって思うもの。
昔はこう思ってた。
でも最近、
LOVE→僕がぎゅってしたくなるもの、好きだよって伝えたくなるもの、無くなったらって考えたくないもの。
LIKE→無くなったら嫌だなって思うもの。
ってなってる気がする。
(がぶさん)
LOVE 特別な好意。壮大なもの。情緒的。
LIKE 好ましい。有り触れている。多くのものに用いる。
イメージとしてLOVE が海ならばLIKEは川。
(imaimaさん)
日本において、「恋と愛」ではなく「LOVEとLIKE」と分ける時は、恋愛感情かそうではないかだと思っています。愛と表現すると、愛着と恋愛が分けられないという難点があるので。
(あでりぃさん)
LIKEは感情、LOVEは意志。
(さなさん)
LOVE…相手の喜怒哀楽を共有し、寄り添い、手を差し伸べ、幸せを願う気持ち。
LIKE…相手との距離感が多少ある状態、相手の部分的な面を好ましいと思う様、カジュアルな感情。
(🐧さん)
LIKEは自分の一部にしたいと思うことで、LOVEは相手の一部になりたいと思うことだと思います。
(ろくさん)
LOVEの場合、相手のLOVEの矛先が自分であってほしいと思う。相手から自分へがLIKEだと悲しい。LIKEの場合は、相手のLOVEの矛先が気にならない。相手から自分へがLIKEだと嬉しい。
(うおちゃんさん)
LIKEは矢、LOVEはヴェールというかんじです。
(あめさん)
loveは自然と沸き起こる愛、定まった形はなく理由は不要。likeはloveの中から選択し、ある関係性として愛する理由が必要。全ての根底にloveがありlikeはそれに内包される。実質みんなlove。あなたが好きはloveだけど恋人としてのあなたが好きはlike、関係性を失っても好きでいるならloveだと思います。
(氷さん)
LIKEは合法的な片想い。
LOVEは両想い。
片想いのLOVEは時として違法的な行動に走る傾向がある。
(もっちゃん@NA6CEさん)
今でもこのふたつの境界線に迷うけど、LIKEは「相手が持ついろんな面のなかでも、自分が見たいところだけを見ている状態」で、LOVEは「相手が持ついろんな面を自然なこととして認めて、受け入れて、かつ自分でも差し出せる状態」なのかなって思う。ただ、「いろんな面=すべて」ではない。
(Yuka Yoshidaさん)
“love”には覚悟が混ざっていると思います、対象によって、覚悟の種類は様々かもしれませんが、例えば子どものためなら命を懸けられる覚悟があるし、主人とは喧嘩しようが嫌いになろうがどちらかが死ぬまで離れない覚悟で結婚しました、そんなような気持ちです。
(せんたくばさみさん)
個人間や集団内での関係性の在り方を抽象化して共有することでその在り方を強めて結束感を持たせるために使われる便利な言葉がLOVE、LIKEはその下位互換、また、LOVEより相互性が低く個人の一方的な感情を表す場合に使われる、という違いです!
(さん)
LIKEに伴う行為は自分のためのもの。
LOVEに伴う行為は相手のためのもの。
(就寝さん)
LOVEは母と子供の様な関係
LIKEは友達の様な関係
ですかね。
(夜さん)
以上になります。
「LIKE」
①理由が明確なもの。
②気軽なもの。
③一方的なもの。
「LOVE」
①理由がないもの。
②覚悟が必要なもの。
③相互的なもの。
重複が多かった要素を雑にまとめるとこんな感じでしょうか。
面白さを感じたのは「LOVE」の中に「①理由がないもの」と「②覚悟が必要なもの」という、なかなか共存の難しい2つの要素が混在していた点。
個人的にはこれ「LOVE」の中にある「恋」と「愛」の違いなのではないかなと思っています。
「恋」と「愛」については「恋は落ちるもの、愛は誓うもの」というふうに僕の中に定義されているので、それに基づいた両者の違いということになります。誰に恋をするというのはなかなか自分ではコントロールできず「なんでこんな奴を」というひとに惹かれてしまった経験がある方は少なくありませんよね。一方で愛はいわゆる結婚式の時の『誓います』というやつで、放っておけば移ろいやすい自分の感情を、意思を以て以てパートナーのもとに留めておきますよという約束事なわけです。(恋と愛の違いもこのシリーズでやってみたら面白いかもしれないですね。リクエストがあればやるのでリクエストしてください)
上記に基づいて再度まとめてみると、
「LIKE」
・理由が明確なもの。
・気軽なもの。
・一方的なもの
「LOVE(恋)」
・理由がないもの。
「LOVE(愛)」
・覚悟が必要なもの。
・相互的なもの。
こんな感じになりました。そういえば恋愛感情でなくても「買う予定ではなかったけど売り場で偶然見つけて欲しくなってしまう」みたいな現象を指して「一目惚れした」とか、「惚れた」とかいう言い回しを使ったりもしますね。そう考えると「LOVE(恋)=理由のない好き」というのもしっくり来るような気がしてきました。
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2019/2/18/辺川銀