ゼロ歳記20.三人家族

 八月中旬。暑い日が続く。朝か夕方の涼しい時間に買い物がてら三人で散歩をする。散歩の途中で娘が寝てしまったときはカフェに立ち寄って少しゆっくりしていくこともできる。三人家族が板についてきた。

 娘はすっかり寝返りをマスターした。百八十センチ四方のプレイマット上を転がりながらあっという間に横断してしまう。マットからはみ出したら抱き上げて中央に戻してあげないといけない。中央に戻されると娘は「そういう遊び」だと思うのか着地と同時にまた転がり始める。いよいよもって目が離せなくなった。娘はさらに次なる移動手段の探求にも余念がない。腹ばいの状態でいるときには足をばたつかせたり足で床を蹴ったりして、何とか前方に進もうと試行錯誤している。

「いないいないばあ」が好き。「ばあ」でケタケタと声を上げて笑う。近くでやると「ばあ」した後に僕の手を掴んで「いないいない」の状態に手動で戻してくる。絵本も好き。お気に入りのものとそうでもないものがある。お気に入りのものは何度読んでもじっと見つめている。


 

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