ゼロ歳記27:生後半年

 九月が終わり十月になり娘は生後半年を迎えた。ここまで大変なことはたくさんあったし、この時点でも苦労してたことや困っていたことも多々あったのだけど、なにはともあれ娘本人は至って健康なので充分だなと思う。

 涼しくなってきたので娘に着せる秋冬用の服を妻が選んで数枚購入した。数カ月先まで着ることを見越しての買い物だったのでサイズは少し大きめ。実際に袖を通してみると夏に着ていた服とはガラリと雰囲気が変わり「赤ちゃん」から「子ども」への階段を着実に登っているとわかる。

 仕事では子育てをテーマにした雑誌に記事を書く機会があった。絵本コンシェルジュの方に「クリスマス向けの絵本の選び方」というテーマでのインタビューをした。インタビューの中で「(絵本は)お母さんやお父さんが読み聞かせてあげるべきです。本の内容そのものはいつか忘れてしまうかもしれませんが、絵本を読んでもらったという体験そのものが愛された記憶になります」と言われたことが印象的だった。その日のうちに書店に訪ねて取材の中で名前が出た絵本のうち三冊を購入した。


 

タイトルとURLをコピーしました