ゼロ歳記30.イッツアスモールワールド

 十月。家族三人でディズニーランドに出かけた。娘にとっては初めてのディズニーランド。同時に生後初となる県外への移動だった。妻とふたりで行くのとは違ってもちろん長時間いることはできないしアトラクションも三つだけしか乗れなかったのだけれどイッツアスモールワールドで踊る人形たちを不思議そうな表情で眺めているのを見ると連れて行って良かったと思った。「世界中誰だって、微笑めば仲良しさ、みんな輪になり手をつなごう、小さな世界」あなたの生きていく世界が平和でありますように。
 
 すっかりずり這いにも慣れてきた娘。視界の中に好きなものをみつけると前にもまして積極的に移動して触りにいくようになった。何冊かの絵本を場所をすこしずつズラしながら設置し、自分で触りに行ったものを読んであげる……。というのを何度か繰り返すと、常に四~五冊ほどの選択肢があったにもかかわらず常に決まった二冊を交互に読むという結果になった。「お気に入りの絵本」は既にはっきり区別されているらしい。


 

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