ゼロ歳記32.泣かずとも

十一月になった。生後七ヶ月になった娘の生活リズムは概ね規則正しいく夜は九時間ぐらいまとめて寝てくれるのだけど一週間に一度ぐらいは変な時間に起きる。

僕や妻は娘が起きたとき大抵はすぐに気付けるのだけれど、よっぽど疲れていたりすると起きられないこともある。そういうとき、これまでの娘は泣くことで僕らを起こしていたのだけれど、この時期にはベビーベッドの隙間から手を伸ばして、僕らのベッドをばしばし叩くことで起こしてくることもあった。自分の欲求を泣かずに伝える手段がだんだん増えている。

ハイハイの練習もするようになった。腕で身体を持ち上げると視界が高くなって嬉しいのか転んでも転んでもニコニコ笑いながら頑張り続けている。

きっとこの子はこれから先の人生でいろいろなことを頑張り、時には失敗したり、うまくいかなくてつらい思いをすることもあるんだろうけれど、何度失敗しても笑顔で頑張っていたこの時の姿を、親としては忘れないようにしたいなぁと思う。


 

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