ねこぺん家族

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ゼロ歳記07.廻るぬいぐるみ

「ここはもう胎内ではない」という理解がはっきりしてきたのだろうか。
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ゼロ歳記06.はじめてのベランダ

寝かしつけの際にはどういうわけだか僕が歌いながら抱っこすると眠った。それもただの子守唄ではない。
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ゼロ歳記05.新生児期の終わり

一ヶ月検診は妻と娘がふたりで受診した。娘にとってはこの日が退院以来はじめての外出。
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ゼロ歳記04.ハロー情緒

生後三週間。この時期からは「誰かにそばにいて欲しい」「抱っこしてほしい」などなど、より情緒的な不安で泣いていたような気がする。
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ゼロ歳記03.ポイズン

娘に起きる些細な変化について、どの程度の起きた時に心配すべきなのか、逆にどの程度まで心配しないべきなのか、その匙加減が全然わからなかった。
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ゼロ歳記02.ようこそ我が家へ

産後の入院期間を経て妻と娘が家に帰ってきた。この直後の数日は本当に激動だった。何より娘が死にやしないかと気が気ではなかった。
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ゼロ歳記01.育児が始まる日

生まれたての娘はというと、まだこの世界に慣れていない様子で、起きている時は自分の手の動きに驚くような素振りも見せていた。
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特別編 最終回.Hello World

これからもよろしくね。
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特別編39.どうか平和な世界であって

これほど切実に思ったことはない。
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特別編38.すでにたくさん貰っているみたいだ

妊娠が分かってからずっと手探りだったけれど何だかんだで楽しく過ごせていたねと話した。
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特別編37.またひと区切り、あともう少し

あなたが生まれた病院から退院して、いちばん最初にこの家にくるときに着る、白くて可愛い服を買いました。
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特別編36.もうすぐ春ですね

出産に向け体力づくりも兼ねて妻とふたりで散歩をすることが増えた。
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特別編35.あの日から続く道の先で

結婚式を挙げてからまる四年が経った。
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特別編34.つきあい始めと同じ遊びをする

結婚してから四年半ほどが経ったけれど別々の場所で夜を過ごしたことは二度か三度ぐらいだけしかない。
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特別編33.あなたへ贈り物です

気に入ってくれますように。