ねこぺん家族 11月2日:寝言でふりかえる妻・2016年編 今日もリビングで可愛らしいキャンドルを製作中の妻ですが突拍子もない猫ごということにも定評があります。まとめ第2弾。 2018.11.02 ねこぺん家族
ねこぺん家族 10月31日:寝言でふりかえる妻・2015年編 立てばビューティー座ればクール、カリスマ店員でありながらキャンドルアーティストの顔も持ちと隙のない妻ですが寝言が面白いことに定評が。 2018.10.31 ねこぺん家族
掌編小説 父のようにはなれない 子どもの頃からどこに行っても『あの人の娘だからきっと美人になるね』って必ず言われたのよ。そりゃ最初のうちは素直に、自分は将来美人になれるんだ楽しみだなって受け取っていたけど、十代にもなるとだんだん現実見えてきちゃうからさぁ。 2018.10.25 掌編小説
掌編小説 あの場所まであと半日 ねえそろそろ結婚するんでしょう? とわたしたちをよく知る友人たちにからかわれることもだんだん増えてきて、そういうことはもちろん、わたしの頭の中にも、おそらく彼の頭の中にもあった。 2018.10.21 掌編小説
天国を探して 天国を探して-最終話 コンビニの夜勤は午前六時に終わる。家に帰り着くとシャワーを浴びて煙草を一本吸う。あとは何もせずに昼過ぎまで眠る。アサクラは日々をそうやって過ごした。 2018.10.18 天国を探して
天国を探して 天国を探して-第7話 親戚の大人たちはことあるごとに兄と比較し「お兄ちゃんとは違って素直ね」とぼくのことを褒めた。だけどそうやって褒められるたびにぼくは悔しく思った。 2018.10.17 天国を探して
天国を探して 天国を探して-第6話 この人はかつて私にとって自慢の父親だったが病気を発症してからは私のことを違う女の名前で呼ぶようになった。その女が父にとってどういう存在なのかは知らない。 2018.10.16 天国を探して
天国を探して 天国を探して-第5話 今年の四月に入社したアサクラは嫌なやつだった。口数が少なく表情にも乏しく可愛げがなかった。挨拶が出来ず飲み会には出席せず先輩に対する礼儀というものがなっちゃあいなかった。けれど呆れるほど仕事が出来る男だった。 2018.10.15 天国を探して
天国を探して 天国を探して-第4話 先輩とはもう別れちゃったよとあたしが伝えると、彼女は左側の口角だけを上げて満足そうに笑い「あなたも遊ばれたのね。可哀想に」と言った。 2018.10.14 天国を探して