辺川 銀

未分類

ゼロ歳記08.笑うようになった

五月下旬。娘の社会的微笑がはじまる。名前を呼んだり身体を触ると花が咲くようにフワァッと笑顔に笑う。
ねこぺん家族

ゼロ歳記07.廻るぬいぐるみ

「ここはもう胎内ではない」という理解がはっきりしてきたのだろうか。
ねこぺん家族

ゼロ歳記06.はじめてのベランダ

寝かしつけの際にはどういうわけだか僕が歌いながら抱っこすると眠った。それもただの子守唄ではない。
ねこぺん家族

ゼロ歳記05.新生児期の終わり

一ヶ月検診は妻と娘がふたりで受診した。娘にとってはこの日が退院以来はじめての外出。
ねこぺん家族

ゼロ歳記04.ハロー情緒

生後三週間。この時期からは「誰かにそばにいて欲しい」「抱っこしてほしい」などなど、より情緒的な不安で泣いていたような気がする。
ねこぺん家族

ゼロ歳記03.ポイズン

娘に起きる些細な変化について、どの程度の起きた時に心配すべきなのか、逆にどの程度まで心配しないべきなのか、その匙加減が全然わからなかった。
ねこぺん家族

ゼロ歳記02.ようこそ我が家へ

産後の入院期間を経て妻と娘が家に帰ってきた。この直後の数日は本当に激動だった。何より娘が死にやしないかと気が気ではなかった。
ねこぺん家族

ゼロ歳記01.育児が始まる日

生まれたての娘はというと、まだこの世界に慣れていない様子で、起きている時は自分の手の動きに驚くような素振りも見せていた。
ぺんかわ日記

【お知らせとお気持ち】ぺんかわの小説とお金の考え方【あと投げ銭復旧のお知らせ】

2019年から投げ銭サービスとして使っていた「ofuse」。投げ銭を受け付けられない状態が長らく続いていたのですが、このたび復活させましたので、お知らせいたします。投げ銭できなくなっていた原因昨年4月に行われたサービス側のリニューアルに、僕[全文を読む]
掌編小説

わたしはママに愛されているから

今日。わたしはママに嘘をつきました。
ぺんかわ日記

1月19日:赤ちゃんの視線

赤ちゃんの視線の先、追いかけてみるとなかなか面白い。
ぺんかわ日記

1月16日:紙とペンのこと

「人間の身体は動かしている部分が脳になるものだ」という間隔が自分の中にあります。
掌編小説

魔法使いと携帯電話

あの大学に入学できるのはエリートばかりだといわれる。だが実際にはそのほとんどが入学後もさらに続く競争に敗れ自身の凡庸さに失望し理想と現実との間にある落とし所を探ることに卒業までの時間を費やすことになる。
ぺんかわ日記

【キャンペーンのお知らせ】「あなたのショートショート」の作品を追加料金ナシで製本します

「あなたをモデルに書いた小説」が小さな紙の本になってお手元に届きます。
ぺんかわ日記

2021年にやりたいこと100個

改めましてあけましておめでとうございます。辺川です。例年通り2021年にやりたいことを100個挙げました。「目標」とか「やるべきこと」「やらなきゃいけないこと」ではなく、あくまで今次点での「やりたいこと」というところがポイント。年末にまた「[全文を読む]