辺川 銀

ぺんかわ日記

【振り返り】2020年にやりたいこと100個

今年の初めに設定した「2020年にやりたいこと100個」の振り返りをやりました。「目標」とか「やらなきゃいけないこと」ではなく「やりたいこと」だったというところがポイント。
ぺんかわ日記

いちばん写真を撮った年

2020年はこれまででいちばん多く写真を撮った。大部分は間もなく9ヶ月を迎える娘の写真。
掌編小説

拾われなかった小さな仔猫

十代だった当時のわたしは生まれ育った土地から逃げてきたばかりでお金も仕事も住所も持たず何の価値もない小娘でしかなかった。だがあのひとはそんなわたしをびっくりするほど高い価格で買った。
ぺんかわ日記

あなたにとって「良い親」とは?【ウルトラスーパー猫会議08】

あなたにとって「良い親」とは? というテーマで意見を募りました。
掌編小説

音なく登る泉

わたしは何も自分で選べない。誰かに代わりに決めてもらわなければ何も選べない。
掌編小説

プリズムの家

私の家は様々なひとを招き入れる場所だ。だから家具や調度品は誰の目にも好ましく映るものだけが並んでいる。たとえ私が良いと思ったものでも、好き嫌いが分かれそうなものであれば、家の中からひとりでに消えてしまうのだった。
掌編小説

宇宙と連れ添って

「もちものぜんぶを一度に見せてしまえば君はもう僕に興味をなくしてしまうかもしれない。そうなることが怖いから、今日はここまで、続きはまた明日」
ぺんかわ日記

「あなたのショートショート」を始めてから2年経ちました。あとキャンペーンのお知らせ

「あなたのショートショート」。気づけば始めてから2年が経ちました。簡単な振り返りと、キャンペーンのお知らせです。
ぺんかわ日記

あなたにとって「許す」ってどういうこと?【ウルトラスーパー猫会議07】

「あなたにとって“許す”とは」というテーマでご意見を募りました。
掌編小説

泥とチョコレート

あたしは泥を食べたことがある。小学生の頃に「これはチョコレートだよ」とクラスメートから渡された泥の塊を本物だと信じて口に運んだのだ。
掌編小説

死ぬことのない恋

わたしたちは一緒に過ごすことがいちばん自然なのに離れようなんて考える意味が分からなかった。
ぺんかわ日記

在宅フリーランス新米パパ。娘の予防接種に同行する

予防接種を受けてもらうため生後4ヶ月の娘を病院に連れて行った。
ぺんかわ日記

ベビーの近況と「あなたのショートショート」キャンペーンのお知らせ

妻とのコラボ企画です
掌編小説

あした世界が沈むとしても

用意された道を不満なく歩けるのが私という人物だと思っていた。けれどそれは間違いだったかもしれない。
掌編小説

祈る思いの強いほど

彼女の写真はまるで魔法のようだ。単に被写体の在りようだけではなく、シャッターを切る瞬間の、彼女自身の心の動きまでもをフィルムに焼きつける。