2018.07.02 トップページ改少年アポロの見た宇宙 大切な我が子なのだ。どんな問題が見つかろうとも愛する気持ちに決して嘘はない。だが果たして、この子はきちんと生きていけるのだろうか。学校に行ったり仕事をしたり、他者と心を通わせたりすることができるのだろうか。あるいは何かの拍子に抑圧されていた感情が爆発して他者に危害を加えやしないだろうか。(クリックで全文を読む)2026年4月24日トップページ改弱いヒーロー 「おまえは間違ってねえよ。あいつみたいな生意気な若者には誰かが厳しく言わなきゃダメなんだ。そんなことよりスーツがびしょ濡れだぜ。早く帰って夕飯を食いなよ」(クリックで全文を読む)2026年1月28日トップページ改魔法と森と赤い石 なんでお前は魔法を使わないんだ。魔法を使えばもっとたくさん作品を作れる。もっと多くのひとに届けられる。もっともっと金だって稼げるし生活も良くなるんだ。見たところ飯だってまともに食えていないだろうそんなに痩せてしまって。(クリックで全文を読む)2025年10月13日トップページ改愛とくじらの旅 「もしよかったらこのお店で一緒に働こうよ。そんでずぅっとこの街に住んでよ」と酒場の店主からカウンター越しに言われたときアイは戸惑った。アイがこの街に来てからもう十日も経つし数日後にはまた海に出ることになるだろうと思ってい (クリックで全文を読む)2025年7月18日トップページ改もしもナイフがあったなら 映画とかコミックとか小説とかにおいて悪役が悪の道に走った理由を明らかにしていくシーン。それが苦手だなと僕は考える。(クリックで全文を読む)2025年7月6日トップページ改あなたの未来に祝福を あなたは音楽で食べていくんでしょ?と私が言うと恋人は「そんなの無理だって本当は分かってるんだ」と答えた。「音楽でプロを目指していることにすれば将来への不安から目を背けていられた。でもそうするのもそろそろ限界なんだ。だっておれはもう35歳なんだ」(クリックで全文を読む)2025年5月11日トップページ改黒いウサギは寂しいと 「『キミたちウサギはさみしいと死んじゃうんでしょう? 私もキミがいないと生きていけないよ。私キミ同じなんだね』って、ボクの飼い主だった女の子は、そう言っていたのに」 (クリックで全文を読む)2025年4月25日トップページ改いつでも捨てられる もしも本当に人生に行き詰まったら、そのときは今度こそ死んでしまえば良い。だって僕はもうすでに一回死んでいるのだから。(クリックで全文を読む)2025年1月15日トップページ改てのひらにおさまる無限へ 「母としての自分」と「勤め人としての自分」と「どちらでもない自分」のうち「どちらでもない自分」はもはや息苦しいという次元ではなく寄せては返す育児と仕事の往復に飲み込まれて溺れて息の根が止まる少し前だった。(クリックで全文を読む)2024年12月3日トップページ改ほどけて溶ける。クラゲのように おれはさあ、クラゲみたいに死にたいと思うよ。水のように溶けて何も残らないというのが、おれが死んだことに誰も気づかないというのが良いんだ。(クリックで全文を読む)2024年11月6日 少年アポロの見た宇宙 弱いヒーロー 魔法と森と赤い石 愛とくじらの旅 もしもナイフがあったなら あなたの未来に祝福を 黒いウサギは寂しいと いつでも捨てられる てのひらにおさまる無限へ ほどけて溶ける。クラゲのように