2018.07.02 たのしいお料理教室カレー編 わたしは愚かだろうか。幸せな恋を知っているひとの目にはきっと愚かに映ることだろう。(クリックで全文を読む)2022年5月20日雨留める 「この子がこんなに泣きやまないのはわたしがちゃんと愛せてないからかな?」(クリックで全文を読む)2022年1月25日それは硬くてひんやりとしていた 私は過去に一度も恋をしたことがなく他者から恋心を向けられることも苦手だ。だが空飛ぶ鳥を見て劣等感を抱く人間があまりいないのと同じで私も自分が恋愛できないことについて特に引け目を感じる事はない。(クリックで全文を読む)2021年12月30日だからずうっとふたりで暮らすと思う ママは泣き虫だった。わたしが万引をして捕まったときも、不登校になって担任が家に尋ねてきたときも、ママはいつだって「私が悪いんです」といってわたしの顔を見ることなく泣いた。(クリックで全文を読む)2021年5月28日車輪よ空へ、翼よ町へ どうしてこんなつまらない田舎に生まれちゃったかなあ。どうしてあんな両親のもとに生まれちゃったかなあ。そんなふうに思ったことは一度や二度じゃない。(クリックで全文を読む)2021年4月27日歯車の音 私の半生は概ねそんな調子だ。多くの出来事が私自身の納得を置き去りにしたまま過ぎてきたのだった。(クリックで全文を読む)2021年4月11日ローカル線と最終巻 わたしはお姉ちゃんだから我慢する役割を務める義務があった。わたしひとりが我慢すれば丸く収まる。他のひとが嫌がる役回りを笑顔で引き受ける。自分に用意されている人生はそういうものなのだと思っていた。(クリックで全文を読む)2021年3月13日骨と棲む わたしは一年ほど前からクジラの脊椎骨と同棲をしている。(クリックで全文を読む)2021年3月12日わたしはママに愛されているから 今日。わたしはママに嘘をつきました。(クリックで全文を読む)2021年1月24日魔法使いと携帯電話 あの大学に入学できるのはエリートばかりだといわれる。だが実際にはそのほとんどが入学後もさらに続く競争に敗れ自身の凡庸さに失望し理想と現実との間にある落とし所を探ることに卒業までの時間を費やすことになる。(クリックで全文を読む)2021年1月13日 たのしいお料理教室カレー編 2/14~2/20:号泣される準備はできていた 2/7~2/13:グッバイモロー 1/31~2/6:乾杯 1/24~1/30:進撃の胃腸炎 「あなたのショートショート」の内容がちょっと変わりました 1/17~1/23:首座るの早くないか 1/10~1/16:娘、風邪をひく 雨留める 1/3~1/9:うまれてはじめて雪を踏む