昨日のおれを描く
おれは面白い映画を観れば面白かったと言ったし酷い映画を見たら酷かった言った。だが従兄はすこし違った。どんなに酷い映画であっても従兄はその作品の良かったところについて話をした。
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2022年6月12日
たのしいお料理教室カレー編
わたしは愚かだろうか。幸せな恋を知っているひとの目にはきっと愚かに映ることだろう。
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2022年5月20日
雨留める
「この子がこんなに泣きやまないのはわたしがちゃんと愛せてないからかな?」
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2022年1月25日
それは硬くてひんやりとしていた
私は過去に一度も恋をしたことがなく他者から恋心を向けられることも苦手だ。だが空飛ぶ鳥を見て劣等感を抱く人間があまりいないのと同じで私も自分が恋愛できないことについて特に引け目を感じる事はない。
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2021年12月30日
だからずうっとふたりで暮らすと思う
ママは泣き虫だった。わたしが万引をして捕まったときも、不登校になって担任が家に尋ねてきたときも、ママはいつだって「私が悪いんです」といってわたしの顔を見ることなく泣いた。
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2021年5月28日
車輪よ空へ、翼よ町へ
どうしてこんなつまらない田舎に生まれちゃったかなあ。どうしてあんな両親のもとに生まれちゃったかなあ。そんなふうに思ったことは一度や二度じゃない。
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2021年4月27日
歯車の音
私の半生は概ねそんな調子だ。多くの出来事が私自身の納得を置き去りにしたまま過ぎてきたのだった。
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2021年4月11日
ローカル線と最終巻
わたしはお姉ちゃんだから我慢する役割を務める義務があった。わたしひとりが我慢すれば丸く収まる。他のひとが嫌がる役回りを笑顔で引き受ける。自分に用意されている人生はそういうものなのだと思っていた。
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2021年3月13日
骨と棲む
わたしは一年ほど前からクジラの脊椎骨と同棲をしている。
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2021年3月12日
わたしはママに愛されているから
今日。わたしはママに嘘をつきました。
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2021年1月24日
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