掌編小説 可愛くなりたかった 自分の容姿への自信は他者からの声によっていとも簡単に二転三転した。可愛いと言われ続ければ自分が絶世の美女であるかのように錯覚することが出来た。 2015.09.16 掌編小説
掌編小説 けむりの夜 この男はわたしにとって何より有害だというのに。いつの間にか離れることが出来なくなっていた。ちょうど煙草をやめられない身体になっていたのと同じように。 2015.01.18 掌編小説