ねこぺん家族

ゼロ歳記41.みんな誰かの子

一月初旬。妻は例年通りテレビで箱根駅伝を眺める。
ねこぺん家族

ゼロ歳記40.AKE-OME

二〇二一年一月初旬。年が明けた。依然として娘の生活リズムは家族のなかでいちばん規則正しい。
掌編小説

だからずうっとふたりで暮らすと思う

ママは泣き虫だった。わたしが万引をして捕まったときも、不登校になって担任が家に尋ねてきたときも、ママはいつだって「私が悪いんです」といってわたしの顔を見ることなく泣いた。
ねこぺん家族

ゼロ歳記39.メリークリスマス

十二月下旬。三人家族になって初めてのクリスマス。
未分類

ゼロ歳記38.ワインと断乳

十二月中旬。娘は母乳を卒業。僕と妻は妊娠が分かった時からやめていたお酒を十七ヶ月ぶりに飲んだ。
掌編小説

車輪よ空へ、翼よ町へ

どうしてこんなつまらない田舎に生まれちゃったかなあ。どうしてあんな両親のもとに生まれちゃったかなあ。そんなふうに思ったことは一度や二度じゃない。
ねこぺん家族

ゼロ歳記37.開店直後のモーニング

十二月初旬。娘は手を床につかずに座れるようになった。座ったまま両手でものを持てるようになった。
ねこぺん家族

ゼロ歳記36.アイアムカワイイ

十二月になり娘は生後八ヶ月を迎えた。この時期の赤ちゃんは大人の話す言葉の意味をある程度理解しているそう。
ねこぺん家族

ゼロ歳記35.10年前のあなたとわたし

「十年前の自分に『十年後には結婚していて子どもも居るよ』って言ったら信じると思う?」と妻から質問された。
ねこぺん家族

ゼロ歳記34.あなたに何をあげられるだろう

十一月中旬のある朝。起きた娘をベビーベッドから降ろすとハイハイできるようになっていた。
ねこぺん家族

ゼロ歳記33.彼女の名前は妻でも母でもなく

十一月初旬。妻はデザインフェスタにキャンドルを出展した。
ねこぺん家族

ゼロ歳記32.泣かずとも

十一月になった。娘は基本的にまとめて寝てくれるのだけど一週間に一度ぐらいは変な時間に起きる。
掌編小説

歯車の音

私の半生は概ねそんな調子だ。多くの出来事が私自身の納得を置き去りにしたまま過ぎてきたのだった。
ねこぺん家族

ゼロ歳記31.パーカーの紐

十月末。娘はできることが日に日に増えていく。
ねこぺん家族

ゼロ歳記30.イッツアスモールワールド

十月。家族三人でディズニーランドに出かけた。
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