掌編小説

プリズムの家

私の家は様々なひとを招き入れる場所だ。だから家具や調度品は誰の目にも好ましく映るものだけが並んでいる。たとえ私が良いと思ったものでも、好き嫌いが分かれそうなものであれば、家の中からひとりでに消えてしまうのだった。
掌編小説

宇宙と連れ添って

「もちものぜんぶを一度に見せてしまえば君はもう僕に興味をなくしてしまうかもしれない。そうなることが怖いから、今日はここまで、続きはまた明日」
ぺんかわ日記

「あなたのショートショート」を始めてから2年経ちました。あとキャンペーンのお知らせ

「あなたのショートショート」。気づけば始めてから2年が経ちました。簡単な振り返りと、キャンペーンのお知らせです。
ぺんかわ日記

あなたにとって「許す」ってどういうこと?【ウルトラスーパー猫会議07】

「あなたにとって“許す”とは」というテーマでご意見を募りました。
掌編小説

泥とチョコレート

あたしは泥を食べたことがある。小学生の頃に「これはチョコレートだよ」とクラスメートから渡された泥の塊を本物だと信じて口に運んだのだ。
今日の猫川さん

8月21日:不可逆

母は以前妻に「赤ちゃんのこと考えない時間が必要だよ」と言っていたのだけど、たぶん正しい言葉なのだろう。
掌編小説

死ぬことのない恋

わたしたちは一緒に過ごすことがいちばん自然なのに離れようなんて考える意味が分からなかった。
今日の猫川さん

8月15日:青い髪になる

妻が美容室に行き髪の毛を青く染めた。
ぺんかわ日記

在宅フリーランス新米パパ。娘の予防接種に同行する

予防接種を受けてもらうため生後4ヶ月の娘を病院に連れて行った。
今日の猫川さん

8月2日:家に花が来る

4年前にやった結婚式の二次会で出したウェディングケーキは誓約書風になっていて結婚生活におけるお互いの約束ごとが書いてあった。
ぺんかわ日記

ベビーの近況と「あなたのショートショート」キャンペーンのお知らせ

妻とのコラボ企画です
掌編小説

あした世界が沈むとしても

用意された道を不満なく歩けるのが私という人物だと思っていた。けれどそれは間違いだったかもしれない。
掌編小説

祈る思いの強いほど

彼女の写真はまるで魔法のようだ。単に被写体の在りようだけではなく、シャッターを切る瞬間の、彼女自身の心の動きまでもをフィルムに焼きつける。
今日の猫川さん

6月19日:こねこ・ねこ・ぺんぎん

娘が生まれてから今日で80日。笑顔を多く見せてくれるようになった。
掌編小説

小人のために踊る夜

彼のピアスに前歯を当てながらそっと囁いた。あたしたちのこと彼女にバレちゃったよ、と。次の瞬間上半身を起こしてこちらを見た彼の顔からは血の気が引いていた。それを見たあたしは満足して、嘘だよ、と笑った。
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